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Saying ALOHA to UH Athletic Training Room
2012/04/27(Fri)
今日、4月27日が勤務最終日でした

この1週間は色々感じるんだろうな、と思っていたけれど
やっぱりそれは本当で、でも寂しさというのではなくて
どこかすっきりもしていて、だけどそれは自分がこの場を離れるの事を
現実として認識してないだけなのかな、とも思ったりしていました

その中で、一番大きく自分の中に湧いた問いは
「アスレチックトレーナーにとっての幸せって何なのだろう」
ということでした

仕事として捉えた時、それは人生のタイミングによっても、
レベルによっても(プロ、大学、高校、クリニック)、
それともATCの資格をいかしてチームにつく事とは別の活動をしているのか、
などでも違うと思いますし勿論それは人それぞれで、
各々のステージや段階によっても違うと思います。
それでいいのだと思います

そして仕事を離した時に、個人としての幸せはどうなのだろうな、
ということに想いを馳せた一週間でもありました

これについてはいつか、自分がきちんと消化できた時に書きたいとは思います

さて、今日は最終日といってもいつも通りに出勤
比較的平和な午前中を過ごしていたら、ボスと同僚がレイを持って来てくれました

退職に関連する細々とした事務作業で色々なオフィスに顔を出していたら
「今日が最後だなんて嘘でしょ?」
「また顔を出してくれるんだよね?」
「ビザが問題なの?それなら結婚してあげるわよ」(事務のおばちゃん数名、既婚者)

というふうに声をかけてもらって
特別に選手には言わずに自分のチームの子達だけにアナウンスしたのですが
多くの選手達から
「今までありがとう」という声をかけてもらいました
どうやって知ったのかは知りませんが、とってもありがたいものです

午後はスプリングフットボール最終日ということで
夜7時から紅白戦という長い一日

でもそれも無事に大きな怪我もなく終わり、これでスプリングフットボールも終わり
自分の役目も終わりました

終わった瞬間は「あぁ、これで終わりなんだなー」と思いましたが
寂しさというのは特に感じていませんでした

退職を報告した時、「アメリカでやるべき事はもうやったでしょ」
と大先輩に言って頂いたのですが
きっと、そういう感じだったように思います
だからどこかすっきりもしていました

今日という日を特別にしてくれて、感傷に浸らずにすんだのはもしかしたら、
ハワイで活動されているプロカメラマンの桐生さんが
彼のプロジェクトとして、ハワイにいる職人の仕事場の写真を撮っており、
その題材に選んで頂き、奇しくも今日という最終日に仕事をしている所の写真を
とっていただけたからかも知れません。

写真の対象になるのは初めてのことだったので、最初はなれなかったけれど
ATをしている写真というのは殆ど持っていないので、記念になりとても嬉しいです
今から作品の出来上がりが待ち遠しいです

しかし、プロというのはいい顔をしますね

自分もそんな顔をしていたのかな
どうなのかな

そしてこれからまた別の形のプロの顔をつくっていけるのかな

そんな事を思っています

1999年に交換留学できたハワイ大学
そこでアスレチックトレーニングというものがあると知り、
トレーニングルームの扉をたたき、今のボスに出逢いました

1年間、トレーニングルームで実習を積ませてもらい、
授業を受けさせてもらった後
「必ず帰ってこいよ」と言ってもらって送りだされました

日本の大学を卒業後、その言葉通りハワイに戻ろうとしましたが
家庭の事情もあり、日本にとどまる事を決意。教員となりました

教員として忙殺されたまま2年目を終えようとしていた時、
ハワイ大学のATから突然メールをもらいました

「今何をやっているんだ?こっちの世界には戻ってこないのか」

そのメールを見て、数日悩み、退職/留学を決意
しかしアスレチックトレーニングの資格を取る為のシステムが
変わった為にハワイ大学ではだめ、という事に

そして進んだUniversity of Arkansas
ここでの時間もまた特別な物で、ここでの時間がなければ
今の自分はなかった事は間違いなく
ここで出逢った日本人の先輩/後輩の活躍には
今現在も多くの刺激をもらっています

その後メインランドの大学で仕事をして
はじめてハワイ大学を訪れてからの10年後
フルタイムのアスレチックトレーナーとして呼び戻してもらうことになりました

自分がキャリアを始めた所から呼び戻して貰えるだけでも幸せなことなのに
ここで自分はアメリカでのアスレチックトレーナーのキャリアを終える事ができました

勿論仕事の上では、うまくいかないことや理不尽な事もたくさんありましたし
ハワイ独特の、のんびりとした感じから仕事がすすまない、
責任の所在がはっきりしないなどの理由からストレスがたまる事も
なかったとはいいません

それでもこれだけの事をしてもらえた、という事実
本当にこんなにありがたいことはありません

そして、いつ日本に帰らざるを得ない事が起きてもいいように、
と夏には2ヶ月x2年もロルフィングの勉強をさせてくれました。
そのお陰で、今ロルファーとしての次のステップを踏み出すことができています

そして、日本人の選手、トレーナー、学校などが見学/施設を利用したい、となれば
とにかく自分が日本に帰った時に何らかの繋がりが生まれるように、と
「好きなだけ見てもらいなさい。使ってもらいなさい。」と後押ししてくれました

お陰様でここにいた3年間
「こんなにたくさんの学校、選手、同業者が来た事は今までになかった。
 うちの大学に良い印象を持ってもらえたのなら何よりだ」と言ってもらえましたし
この心遣いのお陰で、かけがえのない沢山のご縁をいただきました

自分がいた間に、こちらまで足を運んで頂いた皆さん
UHを知って頂いて、本当にありがとうございました

自分のアメリカ生活、そしてアスレチックトレーナー人生は
ハワイ大学に始まり、ハワイ大学に終わります

いや、全てはボスであるEric Okasaki氏の手のひらの上での出来事だったのかもしれません

たった1年未満の交換留学生だった自分に10年も縁をきらずにつないでいてくれた
なかなか出来る事ではないように思います
自分の懐もそんな深くなる日が来るのだろうか、来ないと行けないように思います
その為にはまだまだ、色々なものが足りません

昭和の頑固親父を絵に描いたようなボスで中には彼を受け付けない人もいますが、
自分に取ってはボスであり、先生であり、背中をみせてくれた父親です

本当にどうもありがとう

自分は幸せ者です

Aloha, University of Hawaii
Thanks for being big part of my life.
I will miss you. Actually I am already...

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